今回は、ブランド「WAFFLE」様の「妹と彼女〜それぞれの選択〜」の宣伝になります。発売延期だけ取り上げられているしまうのですが、期待値高まる長編インモラルエロゲの開発は、多くの問題を超えて今に至ります。初恋女性が、風俗嬢になってしまった「初めての彼女」のスタッフが描く、インモラルな「近親愛」を描いた「妹と彼女〜それぞれの選択〜 」は、告知された発売日から1年の延期に加えて、さらに半年の開発延期。そして、その半年から2か月の発売日延期が続きました。延期の根本的な原因は、作品のボリュームアップが、最初の発売日延期で説明されていました。しかし、そこからの半年+2か月の延期は、開発陣のプログラム設計の遅延であり、ブランド「WAFFLE」様のスケジュール管理不足が指摘されています。待ちに待ったファンにとって、数回の発売延期に関して不信感が高まるのですが、開発陣に罪はありません。まして、作品にも……。約3年待ったファンにとっては、「年内にプレイできる喜び」を噛みしめたいところです。すでに多くの方が、事前予約にてお支払いを済まされていることでしょう。発売日は、2023年12月22日(金)は、皆でお祝いをしましょう。

男女で結ばれたい「妹」と「兄」と、本当の愛を知りたい「妹そっくりなキャバクラ嬢」

 子供は成長し大人になる。成長の過程で、社会のルールを知り、順応していく。しかし、本作の「兄」と「妹」は、その社会を受け入れることが出来なかった。「なぜ、兄妹は、愛し合ってはいけないのか?」。本作は、社会的なタブーである「近親相姦」をテーマにした作品となっています。ところで皆さんは、「なぜ、近親相姦が禁止なのかご存じでしょうか」。「法律で規制されているから」と思う人もいますが、実際には、「刑法で罰せられる行為ではありません」。あくまで「文化的・倫理的なタブー」として、「近親相姦」があるのです。一方で、生物学な根拠として、「血が濃くなって遺伝子の多様性を獲得できない」ことで、病弱な子どもができたり、障害のある子どもができたりする可能性があると指摘されています。「文化的・倫理的なタブー」の根幹は、このような「生物学的な根拠」を提示する場合もあります。しかし、この根拠自体が、「文化的・倫理的なタブー」を主張するための、「それっぽい理屈」ではないかと考える人もいます。つまり、「なぜ、近親相姦が駄目なのか、その本当の理由は分からない」のです。また、過去の移動手段の乏しい人間社会構造を考えれば、むしろ「近親相姦は自然の現象」であり、人間以外の哺乳類や鳥類では、「近親性交」は、自然のことらしいです。だからこそ、「なぜ、兄妹は、愛し合ってはいけないのか?」と苦悶する「兄」と「妹」は、長い日本の歴史そのものと「戦う」ことになります。それは、自分を生んでくれた「両親」や自分を認めてくれる「友達」全てを敵にする行為。人を愛する「限界」を描いた本作。生半可な覚悟ではプレイできないことでしょう。

「妹と彼女〜それぞれの選択〜」の最新情報

 「妹と彼女〜それぞれの選択〜」の最新情報は、公式サイトと雑誌情報で確認することが出来ます。公式サイトでは、登場キャラクターのビジュアルだけでなく、サンプルCGもてんこ盛り。しかし、当初予定された発売日「2023年10月末」からの新しい情報はなく、それ以上の情報を求める場合は、有料のゲーム雑誌購入が必須になります。有料のゲーム雑誌として、「BugBug2023年11月号」に特集記事が組まれています。特集記事では、シナリオライター「間崎俊介」様による、ゲームコンセプトの紹介や、本編の先出文章も掲載されていますが、個人的な有料記事内容は、「未公開CG」です。公式サイトにない「未公開CG」と期待されていましたが、ヒロインたちの「下着姿」のみ。誇大広告とも思いましたが、発売延期に延期を重ねた本作情報としては、とっても貴重な「抜き絵」であることは確かです。興味がありましたら、ぜひ!

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