南陽君が活き活きしている

 今回紹介する作品は、サークル「カマキリファーム」様の「あの日 告白した彼女の現在を 僕はまだ知らない2 〜加藤さんと南陽君の過去〜」になります。本作は、「あの日 告白した彼女の現在を 僕はまだ知らない」の続編になります。正確には、「過去編」になります。「あの日 告白した彼女の現在を 僕はまだ知らない 〜AVに強●出演させられたグラビアアイドル」の前日譚に当たる本作。

「あの日 告白した彼女の現在を 僕はまだ知らない」

 この物語は、昔告白した彼女が、「アイドル」という遠い存在になってしまったことを羨む主人公が、同級生の「南陽君」から、ある「誘い」を受けるところから始まります。それは、アイドル「加藤さん」の撮影会に参加できる「ビッグイベント」。ヤリチンで怪しい「南陽君」のご厚意を疑う主人公ですが、彼が連れてくれた「閉鎖されたスタジオ」に、ずっと好きだった「加藤さん」が登場すると、たちまちテンション爆上がり。ですが、そんな期待と裏腹に、予想していた「グラビア」撮影会は、ただの「AV撮影会」へと変貌するのです。周りには、彼女を「性的な目」で見る「汚いファン」の群衆。そう、この「撮影会」とは、憧れた「加藤さん」の「アイドル人生の終焉」であり、「AV女優」としての「幕開け」だったのです。そして、「南陽君」は、「AV堕ち」したアイドルを、しっかり「雌として開花」させるアシスタントだったことを知るのです。好きだった彼女は、遠い存在であったけど、憧れのままで終わっていたかった主人公。しかし、目の前に映るのは、多くの男性に汚された「ただの雌」というのが、前作のあらすじです。

 本作では、「主人公を振った後」の「真実」が描かれることになります。「主人公を振った」加藤さんですが、自分へ好意を示してくれる主人公を振ったことを後悔していました。時間が立てば、彼女から「主人公への再告白」という展開もあったかもしれません。しかし、彼女の近くには、あの「南陽君」の姿がありました。学生の頃から、ヤリチンと噂されていた「南陽君」の「実態」も分かりそうな本作。興味がありましたら、ぜひ!

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