

<あらすじ>
ダウナー系の女子校生、会田美玲が転校してきたが、
誰とも打ち解けることができず、友達ができずにいた。
とあるきっかけで仲良くなり付き合うまでに至った多田優人は、
付き合って1年が経ちようやく初エッチをすることができた。
「ごっごめん もうイっちゃった」
「ううん うれしい」
この先も幸せだけの日常が待っているはずだった。「よく見るといい女じゃねーか」
クラスメイトのDQNである金城力也に美玲が目を付けられるまではーーー
今回紹介する作品は、サークル「ぽんぽこ丸」様の「カミカザリ 〜僕のダウナー系彼女がクラスの巨根DQNに目をつけられた話〜」になります。
本作は、「ダウナー系彼女」の寝取られを描いた作品です。「ダウナー系」というあまり馴染みないヒロインの属性ではありますが、彼女が「転校生」という設定から、「人付き合い」が苦手な様を表していると思います。

学校の「転校」は、生徒にとって、あまりよろしいものではありません。働く「転職」と違い、より「人間関係」に依存した学校生活において、友達の「リセット」は、精神的に来るものがあります。本作のヒロインも、そんな人間関係の構築に疲れたのか、主人公のクラスに転校してからも、あまり友達を作れない「ぼっち」だったのです。
そんな中、優しい主人公が声を掛けることで、彼女にも「笑顔」が溢れるようになります。本作は、そんな仲睦まじい冒頭から始まる「寝取られ」となっています。

竿役は、クラスメイトのヤリチン。可愛いヒロインを狙い、恋人になっていた「主人公」を脅しのネタにし、彼女に迫るのです。不幸にも、クラスのDQNの目に留まったのは、主人公が、彼女をクラスの輪に溶け込ませようと努力した結果。

幸せという「香り」に飛びつく「害虫」のように、ヒロインに近づく「竿役」の流れが、本作の背徳感を強くします。興味がありましたら、ぜひ!